こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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錨山から眺める神戸 -2010年春- 

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数年ぶりに錨山・市章山に行ってきました。正式には碇山と書くそうです。標高約300mですから、横浜のランドマークタワーや建設中の近鉄ターミナルビルと同程度の高さということになります。ここの特徴はやはり絶妙な高さを生かした眺望で、摩耶山のように高過ぎず、諏訪山のように低過ぎもせず、都心を望むにはベストの高さです。従ってパノラマ撮影しなくてもぎりぎり三宮?ハーバーランドの都心域を一枚の画角に収めることができました。

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都心東半分をクローズアップしてみました。三宮の南側を中心に超高層ビルの密集度がかなり高くなってきました。この写真の中でも100mを越える建物は10棟(ポーアイ含めず)、90m以上となると14棟、80m以上は16棟となります。

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変わって西半分です。元町エリアの開発が進み様相が一変しました。右下の三角屋根の建物はヴィーナスブリッジのある諏訪山公園のフレンチレストラン「トゥール・ドール」です。10年近く前に嫁さんと行ったきりです・・・。神鋼不動産が計画していた海岸通6丁目の150m級マンションが建ってくれれば元町とハーバーの間のスペースが埋まり、より一体感が生れることになるのですが。

この写真では100m以上が7棟、90m以上となると9棟、80m以上で10棟。都心域では合計100m以上が17棟、90m以上だと23棟、80m以上で25棟にもなります。これに加えて新神戸に100m以上が3棟、建設中が100m以上が1棟、90m以上が1棟、80m以上が1棟の合計3棟。

全部足すと

100m以上で21棟
90m以上で27棟
80m以上は31棟

これまでも市内の超高層ビル数は全国でも屈指でしたが、市内の要所要所に分散している感がありました。ここ数年は一気に都心の高層化が進み、100m以上の建物の約半数は中央区に集積しています。

何にせよここの眺望からも超高層ビルが増えたという実感が得られます。

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旭通4丁目再開発事業地の超望遠です。重機がキリンの群れのように集まっている場所が確認できますでしょうか。低中層の建物が密集するこの場所に神戸一の超高層ビルがにょきにょきと建ち上がっていくことになります。

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標高を落として諏訪山公園・ヴィーナスブリッジからです。標高は約160mと錨山のほぼ半分の高さです。都心には手が届きそうな距離です。

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錨山からは見えていた市役所や貿易センタービル、アーバンライフ神戸三宮ザ・タワー等は手前のビルに重なってほとんど見えない状態です。旧居留地の三井住友銀行神戸本部ビルと神戸旧居留地25番館が兄弟ビルのように見えますね。

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竣工間近のブリリアタワー神戸元町は角度によってはとてもスマートな建物ですが、この方向から眺める存在感は大きいです。一方、ライオンズタワー神戸元町はとてもスリムです。

今後もこうした形で再開発による高層化が進み、神戸のリトル香港化が加速していくことでしょう。

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お次は夜景です。この時間帯に一人で錨山に行くにはかなり勇気が要ります。ですので今回は諏訪山公園からの夜景のみです(この撮影日後、友人達と錨山に行く機会があったのですが、残念ながらカメラは持参してませんでした。友人一人が錨山を怒り山、市章山を死傷山と思っていたらしく、そんな事を言われると余計に行けなくなりました・・・)。

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そんな話はさておき、新しく完成したタワーのライトアップ率は高く、ここからの夜景にも彩りが増しているのが分かります。特に旧居留地25番館は最も目立つ存在ですね。

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変わって都心西側です。ブリリアタワー神戸元町の夜景パースを見る限り、特にライトアップをされているように描かれていません。界隈では最も目出つ存在なだけに、ぜひともなんらかの形で神戸の夜景に貢献して貰いたいものですね。

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更に西方向の兵庫区、長田区、須磨区へと光の帯が続いていきます。中高層と超高層の住宅群が集積する広大なエリアです。このエリアの超高層化は落ち着いた感があります。

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間逆の東方向。HAT神戸を起点として、JR線沿いに超高層住宅が群れています。真っ赤な航空障害灯の群れは芦屋、西宮、尼崎方面へと拡大しています。大阪湾を挟み、中央右奥には巨大な大阪都心が広がります。

以上、錨山・市章山と諏訪山公園から眺める神戸都心・2010年春でした。

category: 山からの眺望

2010/04/23 Fri. 07:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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神戸都心 -2010年春 会下山公園から春の便り- 

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病み上がりの体のリハビリと花見を兼ねて兵庫区の会下山公園に行ってきました。歴史的にも重要な役割を果たした標高80m程の山頂一帯に広がる緑豊かな街中公園です。桜の名所としても知られており、都会のオアシスとして親しまれています。

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展望広場には楠公湊川陣之遺蹟碑が建てられています。湊川の戦いで楠木正成がこの山頂を本陣として足利尊氏を迎え撃ったと言われています。

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展望広場からは都心の街並みや神戸港、ポーアイや神戸空港までを見渡すことができます。高すぎず、低すぎずちょうど良い高さと言えます。この高さから眺める神戸もなかなか新鮮で良いものです。改めて違った角度から神戸が港町であることを実感させてくれました。

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都心からハーバーランドまでのクローズアップです。神戸は西側からのスカイラインが最もバランスが整っているように思えます。スカイラインという言葉ですが、多くの人が日産のスポーツカーや山間の観光道路を思い浮かべるものと思います。英語でのスカイラインは主に山岳や建築物が空を背景に描く輪郭線のことを意味します。

National Geographicという米国の自然科学雑誌の80年代後半の記事に「東京にはスカイラインが存在しない」というコメントが書かれていました。当時、現在程、超高層ビルが林立していなかった事もそうですが、アメリカの都市とは違い、街の中心部に高層ビルが集中していなかった事が記者にそういったコメントを書かせた原因があったのだと思います。

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少しだけアングルを変えてみました。今では日本の大都市にもスカイラインがしっかりとできつつあります。神戸にもれっきとした立派なスカイラインが存在します。もちろんまだ六甲連山が織り成すスカイライン程、成熟はしていませんが。

近年、神戸では山の描くスカイラインを高層ビルの描くスカイラインが破壊しているという声も聞かれ、建築物の高さ規制という問題に発展し掛けているのも残念な気がします。

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肝心の桜は蕾の段階の木が圧倒的に多く、開花宣言があったとは言えまだ満開には程遠いようでした。春が足踏みしているようなので、4月までお花見シーズンは持ち越しのようです。開花が早すぎたということもありますので、寧ろ調整しているのかもしれませんね。

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緑に包まれた公園から眺める神戸はとても趣がありました。標高50m程の公園なので、市内の他の展望スポットに比べても登るのに苦労せず、地下鉄上沢駅からのアクセスも非常に良いので、散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。

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こちらは打って変わって今年1月に撮影した東京スカイツリーです。通常、当ブログでは神戸関連の記事しか扱わない方針ですが、高層建築物愛好家としては、歴史的なニュースがありましたので、今回特別に扱わせて頂きます。

昨日3月29日は、1958年の竣工以来、半世紀に渡って日本一の高さを誇ってきた東京タワー(高さ333m)が、建設中の東京スカイツリーが338mに達したことでその座を奪われるという歴史的な日となりました。

2011年には、現在のおよそ倍の高さである634mに達し、自立鉄塔としては世界一の高さになります。

現在、日本で最も高いビルは横浜ランドマークタワーで高さ296m、これを抜いて日本一の座を奪うという大阪・天王寺の近鉄ターミナルビルが300m。スカイツリーはすでにこれらのビルより高く、更に倍の高さに成長するのです。また、現在、建設の開始された旭通4丁目の再開発ビルは完成すると神戸一の190mになる予定ですが、このビルの約3.3倍という驚異的な高さです。

日本では超越した高さを誇るスカイツリーですが、世界には800mを越える超高層ビルも存在します。

神戸にはこれ程の高さの建物が出来てしまうと、スカイラインのバランスが崩れてしまいますし、六甲山という更に高い展望スポットがありますので、必要ないと思います(ポーアイの中央市民病院跡にあったら、ちょっと面白いかも?なんて思ったりもしますが・・・)。

category: 山からの眺望

2010/03/30 Tue. 20:03 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 3

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神戸都心 -2010年冬- 

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久々の更新となってしまいました。ここ最近、撮影に行く時間が取れていないのと、撮影の行ける日に限って雨が降っていたりと、巡り合わせが悪く写真が取れていません。

という事で、本日は「神戸都心-2010年冬-」と題して西側から望む都心のスカイラインをご覧下さい。先日、お伝えしたポートタワーは今はすっかりブルーの防護シートに覆われてしまっています。またブリリアタワー神戸元町は塔屋が完成し、タワークレーンは解体されて姿を消しているのが確認できるかと思います。

いよいよ来月、旭通4丁目の再開発ビルが着工します。神戸一の超高層ビルとなるだけでなく、完成時には神戸以西の西日本で最も高い建物になる予定です。上の写真では、三井住友銀行本部ビルの裏辺りにニョッキリと頭を出すことになるのでしょうか。

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陽が沈むと上部を美しく飾ったビル群が眩い光を放ち始めます。休日の夜とあってオフィスの光は少なめですが、反面、ホテルには多めに光が灯っています。

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元町北側、新神戸方面のクローズアップです。両ビル群が重なって一つのビル群のように見えます。塔屋の完成したブリリアタワー元町に航空障害灯が北西と南東の角に灯っているのが確認できます。120mの高さですので、現行法に基づいて、常時点灯の低光度航空障害灯です。

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2/12付けの神戸新聞に航空障害灯の数がこの10年で3倍に増加したという記事が掲載されていました。上の写真は午前零時を過ぎた都心です。ライトアップや窓の明かりが消えて、真っ赤に輝く障害灯が目立つようになります。記事には2000年1月には308基だったのが、10年1月では996基に増加したとありました。

2001年1月というとちょうど関電ビルやNTT神戸中央ビルが竣工を迎えた頃になります。この10年で90m以上の高層ビルは20棟以上増えました。航空障害灯の設置義務は60m以上の建物ですので、そこまでハードルを下げると相当数に上るでしょう。ただ3倍増というのはやや多いような気もします。ただ今後は1棟辺りの設置数は減少傾向にあるので、これまでの増加ペースとはならないでしょう。最近では市内の高層建築密集地区では高さが100mを越えても無灯の建物がある程です。

ちなみに1棟辺りで最も航空障害灯が多く設置されている市内のビルはどの建物でしょうか。90年代後半から航空法の規制緩和が施行となった2003年までの間に竣工した建物には比較的多めの障害灯が設置されています。

候補としては以下辺りがトップに該当するでしょうか(順不同)。

-神戸関電ビル
-NTT神戸中央ビル
-兵庫県警本部
-神戸クリスタルタワー
-キャナルタウンイースト
-キャナルタウンウェスト
-ANAクラウンプラザホテル
-HAT神戸灘の浜1/2番館
-HAT神戸脇の浜18号棟

我ながらマニアックなクイズですね。出題しておいて解答は・・・確認しておきます。全国一はやはり日本一の超高層ビルである横浜ランドマークタワーではないでしょうか。1棟で50基以上の障害灯を点灯させています。

category: 山からの眺望

2010/02/14 Sun. 00:18 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 2

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神戸都心夜景 -2009年秋- 

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神戸都心のスカイラインを西側から眺めた夜景です。ここ数年に建築された高層ビルが神戸のスカイラインに厚みを加えました。これらの多くには夜間のライトアップが施されており、神戸の夜景を華やかにそして色美しく彩っています。

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これまで三宮界隈やウォーターフロントに集中しがちだった高層建築でしたが、新神戸をはじめとして山手エリアや都心西側エリアにも次々に高層化の波が押し寄せました。写真でもご覧頂ける通り、ライオンズタワー神戸元町、神戸芸術センター、ジークレフ新神戸タワーの塔屋が美しくライトアップされている様がお分かりだと思います。

これまで不況の影響により官公庁や企業ビルのライトアップが次々と自粛されてきました。神戸市役所、兵庫県庁、兵庫県警本部、NTT神戸中央ビル(季節限定で復活すること有)、プロメナ神戸等はライトアップを取りやめています。

代わりに台頭してきたのが都心にニョキニョキと増加しているタワーマンションです。今後もこの傾向は続きそうですが、ライトアップを自粛してしまったビルもいつの日か復活してくれることを願います。エコというコンセプトには反していますが・・・。

category: 山からの眺望

2009/10/10 Sat. 22:28 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 4

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