こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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地域探訪 新幹線の車窓から眺める名古屋駅前再開発地区+おまけ 

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先日、東京に行ってきた際に新幹線の車窓から撮影した名古屋駅前の再開発をご紹介したいと思います。新幹線の進行方向左側は2人席です。通路を挟んで右側が3人席ですので、決まって2人席から席が埋まってしまうので、なかなか2人席を確保するのは難しいです。しかし左側を確保しないと名古屋の桜通口・広小路口側で進められている大規模駅前再開発の状況を見ることはできないのです。

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今回は帰神中の撮影でしたので名古屋駅の南側からアプローチしていきます。中央の乳白色のガラス張りビルはオンワード樫山の名古屋支店ビルです。個人的には三宮ビル北館にはこんなデザインのビルを期待していました。竣工時には数々の建築誌に取り上げられていた美しいビルです。

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更に名駅に近づいていくと現れるのが住友生命名古屋ビル(地上26階 高さ102m)。中央のグリーンの超高層ビルです。名古屋では初めての100m越えの超高層ビルでした。1974年竣工ですので築後40年の古参ビルですが、2000年から3年掛けて大規模リニューアルが施され、ガラスで覆われたビルへと生まれ変わりました。

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そしていよいよ名駅へとアプローチ。まずは名古屋駅の元祖ランドマークである巨大駅ビル「JRセントラルタワーズ」(地上53階 高さ 245m/地上51階 高さ220m)が眼前に飛び込んできます。そしてその横には更に巨大なオフィスビル・ミッドランドスクエア(豊田・毎日ビルディング)」(地上47階 高さ247m)が聳えます。これらの200m級超高層ビルの周囲には更に大規模な再開発プロジェクトが複数同時進行しています。

また向かって右側にある名鉄百貨店をはじめとする一帯は名古屋鉄道の所有するビル群ですが、リニア新幹線の開通を睨んで,、名古屋鉄道、近畿日本鉄道、三井不動産がこのエリアを一体的に再開発し、周囲の超高層ビルに匹敵もしくはそれ以上の規模となる50-60階建の超高層ビルの建設を構想しているとのこと。その投資額は2000億円!

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名古屋駅を発車すると、現在進行中の再開発プロジェクトが姿を現します。大きく分けて名古屋駅前では4つの再開発計画が進行中です。

①JPタワー名古屋-名駅一丁目計画(仮称)
名古屋中央郵便局名古屋駅前分室跡地に高さ195.74m 地上40階 地下3階の高層棟(オフィス、商業施設)と地上11階 地下1階の低層棟(駐車場、バスターミナル)を建設。延床面積は17.9万平方メートルに上る。中央の建設中の超高層ビルが高層棟、手前が低層棟。

②JRゲートタワー
名古屋ターミナルビル跡地に高さ220m 地上46階 地下6階 延床面積を26万平方メートルの超高層ビルを建設。バスターミナル、商業施設、ホテル、オフィスから成る複合ビル。商業施設の中核テナントには高島屋、ヨドバシカメラ、三省堂書店が決定している。ホテルはJR東海が運営する名古屋JRゲートタワーホテルとなる。写真右手前のタワークレーン群が同ビル建設地(まだ地上階低層部の建設中)。まさにミント神戸の巨大版。

③大名古屋ビルヂング
三菱地所の所有する大型ビル「大名古屋ビルヂング」と隣接したホテルロイヤルパークイン名古屋の建替計画。地上34階 地下4階 高さ174.7mの超高層ビルへと生まれ変わる。低層部は商業施設(三越伊勢丹の小規模店の進出が決定)、高層部がオフィスの複合ビル。右奥の建設中のビルが大名古屋ビルヂング。

④新第二豊田ビル
ミッドランドタワーの裏側で進めらている第二豊田ビルの建替プロジェクト。新ビルは地上25階 地下2階、高さ114.597m 延床面積47,600平方メートルとなり、オフィス、ホテル、シネコンから成る複合ビル。

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これらの建物が全て完成すると、名古屋駅前には100m以上の超高層ビルが10棟となり、しかもその内ほぼすべてが170m以上という高さのある日本有数の摩天楼になります。名駅周辺の他、近接エリアの旧国鉄笹島貨物駅 跡地であるささしまライブ24地区には豊田通商やダイワハウス等の企業連合がグローバルゲートタワーと呼ばれる地上36階 地下2階 高さ170mのオフィスビルを建設しています。

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こちらは先ほどご紹介したJPタワーのすぐ北側で稼働している名古屋ルーセントタワー。地上40階 地下3階 高さ180mの超高層オフィスビルです。東面が弧を描くような特徴的なファサードを持ったデザイン性の高いビルですが、立地的にも規模的にも他ビルが目立ち過ぎて、名古屋の超高層ビル群の中では埋没してしまっています。個人的には名古屋のビルの中では一番のお気に入りです。こんなビルが三宮に1棟あったらと思います。

こうした名古屋の状況を見ると、神戸との勢いの差に圧倒的な違いを感じてしまいます。リニア新幹線の開通を見据え、名古屋の将来性には大きなポテンシャルがあると見込まれているからでしょう。今後もこの動きは留まることなく周辺地域に波及していくことになるのかもしれません。三宮の再開発もここまでとは言いませんが、ダイナミズムを感じる開発になってくれればと思います。名古屋の場合は行政よりも民間が完全に開発の主導を握っています。

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おまけですが、東京駅発車直後に撮影した虎ノ門ヒルズ(地上52階 地下5階 高さ255.5m)です。森ビルの最新鋭超高層ビルで事実上は東京一高いビルです。環状2号線の虎ノ門−新橋間の整備と併せて行われた再開発によって誕生した東京の新たなランドマークです。

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最後は日本のシンボル・富士山で締めたいと思います。この日は最高の富士詣で日和でした。東海道新幹線の車窓は日本を満喫できる事間違いないですね。リニア新幹線は速いですが、ほぼ全線トンネルだそうでこうした楽しみはありません。


category: 名古屋

2015/01/23 Fri. 12:37 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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