こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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マルイト姫路ビル・ホテルモントレ姫路が開業 

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再び約1年ぶりに姫路を訪れました。意図してそうしている訳ではないのですが、1年周期で春が訪れると姫路に行きます。もっと頻繁に行きたいのですが、気がつくともう1年も経っている!といった具合です。

この春、姫路駅前に大きな変化が訪れました。着工が遅れたマルイト姫路ビルが約2年の工期を経て、ようやく竣工・開業しました。

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マルイト姫路ビルの建設されたAブロックは姫路駅前再整備計画「キャスティ21」地区コアゾーンにおいて、敷地面積約1ヘクタールの最大の開発用地であり、同ビルも地上14階 地下1階 延床面積32,182.07平方メートルと駅前開発ビルで最大規模を誇ります。それでも当初の計画では地上21階 高さ100mの姫路初の超高層ビルになる予定でした。その後、二度の規模縮小を経て今の64.11mの高さでようやく着工しました。

完成した建物を見るとやはり高さは100mあっても良かったのではないかと思います。マルイトの規模縮小の判断は姫路のホテル需要の評価を厳しく見たからでしょうか。

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建物の中核をなすのはマルイトグループの根幹であるホテルモントレ。播磨地区に初進出となるホテルモントレ姫路は289室と姫路市内最大規模のホテルが開業しました。

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低層部は商業施設となります。1-2階の2フロアで店舗面積は5,260平方メートル。

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これまでに家電量販店のエディオン、いきなりステーキ、スギ薬局、ローソンが出店。

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当初の計画ではホテルの入る高層棟が手前に配置されていましたが、奥側にレイアウトを変更。姫路城への景観的な配慮でしょうか。高さ64mは姫路市内最高層の建物です。

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姫路駅高架とマルイト姫路ビルの間の通路は拡大された広場として整備されました。2階部分の通路はキャスティ21地区の建物全てを連結する空中回廊の一部を構成しています。

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商業区画のフロア図です。2階はテナントがほぼ埋まっていますが、逆に1階はモントレのブライダルサロン以外はほぼ空室です。

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既存の駅周辺の商業施設に加えて駅ビルのピオレ、姫路ターミナルスクエア、テラッソ姫路、キュエル姫路と次々に新しい商業施設が誕生し、流石にオーバーストア感が出始めたのか、満室稼働にはならなかったようです。

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集客が絶好調なピオレはホテルモントレ姫路の開業日同日にリニューアルオープン。新店18店舗を含む29店がリニューアルを実施し、高い集客力に更なる磨きを掛けた形です。

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マルイトビルの竣工によってキャスティ21のコアゾーンはほぼ完成しました。駅前地区ではまだ広場の整備や空中デッキの工事が進められていますが、姫路市がこの10年で進めてきた駅前再整備がひと段落を迎えます。播磨地区の中心都市として、県都に次ぐ第2都市として、世界遺産姫路城を有する観光文化都市として、これらに相応しい風格と賑わいを兼ね揃えた姫路。再開発の遅れる神戸を尻目にインバウンドを含めた需要を先取りします。今後はキャスティ21東地区のイベントゾーンにて文化コンベンションセンターの整備等にも着手予定です。大ホールの規模は2000席と三宮の新バスターミナルビルに整備が予定されている大ホールの規模を大きく上回ります。積極的な都心再整備を進めてきた姫路は今後の人口減社会で埋もれない地方都市への本気度を示しています。

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2018/04/14 Sat. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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