(仮称)神戸三ノ宮駅前ビジネスホテル新築工事と三宮OPA2 雲井通地区の変化
東横イン神戸三ノ宮Iを運営する(株)アサヒが新たに計画している雲井通6丁目のビジネスホテル。昨年より進められている建設工事は基礎工事から地上躯体の構築に移りました。すでに小粒のタワークレーンが登場しています。
計画されているホテルは地上13階建てで150室。進出ホテルブランドはまだ明らかではありません。再び新たに東横インになるのでしょうか。近接街区にある神戸三ノ宮Iは4年後にはバスターミナルを含む再開発ビル計画が始動する為、解体撤去が想定されます。
地上躯体が姿を現しています。驚く事にRC造でした。てっきり鉄骨造かと思っていました。雲井通6丁目の再開発も5丁目街区の開発中には部分的に着手される予定です。一般的によりコスト増となり、より耐用年数の長いRC造の建物になるという事は中長期の利用を想定していることになります。
天に向かって突き出す支柱の鉄筋です。雲井通の再開発に伴ってJR三ノ宮駅には新たな東改札口の開設が構想されています。開設後には新改札からも至近距離となる利便性の高いホテルとなり、稼働率も高い宿泊施設である事は間違いありません。
隣接するコスモビルにも東急REIホテルが営業中ですが、こちらはかなり老朽化が進んでいます。雲井通6の再開発はサンシティのある街区北側を先行開発した後、コスモビルやこの新たに建設中のビジネスホテルのある南側を対象に再開発を進める構想になっています。
そのサンシティはダイエーからファッションビルの三宮OPA2へと転換中です。
すでに塔屋の西側面にはOPAの屋号が登場しています。ロゴがまるでガンダムの号機みたいです。
開業まであと1週間強となりました。このファッションビルの誕生で三宮東地区への人の流れや回遊性がどう変化するのか興味深いです。今後の雲井通再開発の試金石的な見方もできるでしょう。
塔屋の北面はイオンフードスタイルのロゴとなりました。もうダイエーの面影はありません。
サンシティとさんぱるが北側に面する葺合南131号線の改良工事が行われています。昨年、先行区間が完成した葺合南54号線程の規模ではありません。
工期は今月末までとなっています。
工事内容は歩道の拡張や手摺の更新、照明設備の新設等です。再開発着手前ですが、今、このタイミングでこの通りに手を入れる効果がどこまであるのか。ひとまずこの通りに備えた駐輪場の廃止や放置自転車、二輪車の徹底取り締まりが先かと思います。将来的には駅と通りは挟まれた街区も再編と集約による再開発が必須です。
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category: 三宮再整備
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