こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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三宮クロススクエア構想案の先進性は一歩後退 

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市会特別委員会にて神戸市は三宮再整備における中核事業として三宮駅前南側ら交差点を完全な歩行者空間化する「三宮クロススクエア構想」を修正し、一部車線を残す車線制限に方針を変更する事を明らかにしたそうです。

市内で最も交通量の多い駅前の交差点を歩行者空間にするという同構想は前代未聞の試みであっただけに実現性に懐疑的な意見も多かったようですが、反面、全国初のこの大胆な構想は注目を集め、他都市への影響やインスピレーションを与える事にもなりました。その証拠に大阪市は難波駅前広場の歩行者空間への造り変えを始めたり、御堂筋の完全歩行者空間化構想の立ち上げを発表しています。

それだけに今回の構想案修正は妥協を許した事業先進性の後退と私は認識しました。

老若男女問わず来街者に優しい街とは聞こえは良いですが、ヨーロッパでは中心商業地への車乗り入れを禁じている街は沢山あります。その分、低床公共交通の整備が進んでいるのです。

上記のパースは2030年頃の三宮交差点の様子を描いたものとの事ですが、12年後にはまだフラワーロードの南北通行は健在のようです。一部車線を残すとは具体的に中央幹線の東西方向とフラワーロードの南北方向の双方向を通行可能にするのか、一方通行にするのか、東西もしくは南北のどちらかのみを残すのかといった様々なパターンが考えられます。

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第1段階としては、まずバスターミナルI期ビルの完成する2015年頃までに中央幹線を現行の10車線から6車線に減らし、駅前広場を約2,500平方メートル拡張するとの事。ただJR駅ビルが駅前広場西側を使って建設されるので実質は拡大分と縮小分が相殺されるのではないかと思われます。また上記パースで描かれているように、広場西側に駅ビルが建つので、東側に南北を縦に周回するタクシープールの再編・再整備を行わなければなりません。これは駅ビル建設に伴うか寧ろ先行して進められなければなりませんので、既存ビル解体と共に数年以内に進行するものと思われます。

第2段階はバスターミナルII期ビルが完成する2030年前後となり、中央幹線は3車線のみを残し、大半を歩行者空間に変えるようです。

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周辺の再開発が数十年掛かってしまうのは地権者との移転交渉が絡むので一定の理解は出来るのですが、クロススクエア化は30年掛けて進める事業ではありません。全長約3kmという壮大な距離と中央幹線とフラワーロード以上に通行量の多い御堂筋でさえ、20年に満たない2037年の完全歩行者空間化完成を目標としています。今後10年以内には阪急、JRの各駅ビル、バスターミナルビル、そごうの建て替え、市庁舎建て替え等の駅前を中心とする大型再開発が一巡します。よって今後10年で完成させるべきです。その後の10年で三宮南西街区やさんセンタープラザを含むセンター街、そして駅前北側の再開発が連鎖していくものと思われます。よって三宮の改造は遅くとも20年で大部分が完了するはずです。もしくはそうでなければなりません。寧ろ遅い位です。さもなくば神戸市の人口は更に減少し、人材を確保できない企業は市外へ流出、商業も衰退、税収減による行政サービスやインフラ整備の低下、そしてそれを嫌う更なる人口流出という悪循環に陥ります。

category: 三宮再整備

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2018/06/11 Mon. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 29

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葺合南54号線改良工事その2が完成 

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昨年末来、工事が進められてきた葺合南54号線の道路改良工事その2。ジョーシン前交差点から小野八幡神社前までが今回の対象区間でした。その1で完成した北側の延長として、同様に南北を貫く道路を蛇行させて、歩道の拡張、照明の更新、路面の美装化、ポールや花壇の整備等が行われました。

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幅広く綺麗な歩道は見ていて気持ちが良いですね。

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沿道のイチョウの木々に葉が付いてくるともっと緑豊かな道路になると思います。以前にも述べましたが、せっかく歩道が綺麗になったのですから、イチョウ並木を綺麗に整備し、大阪・御堂筋のような美しいイチョウ並木通りにして欲しいと思います。

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道路は広く綺麗になりましたが、歩行者の数が増えた訳ではありません。まだ未整備の南側は高層住宅が急増していますが、北側の商業開発は停滞しているので、賑わい創出には繋がっていないのです。南側のみなとの森公園へのアクセス路としての活性化を期待されているこの通りですが、やはり沿道の再開発が進まなければ、人通りは増えないでしょう。最北端のそごう神戸店が阪急に建て替わると、国際会館前の交差点までは人通りが急増する事が予想されます。しかし更に南側へと賑わいを連続させるにはやはり磯上プールと道沿いに連なる雑協ビルを一体的に再開発する事が必要です。

やほりここでも鍵を握るのは阪急かもしれません。国際会館前交差点の南角にあるそごうウイング館はH2Oが保有しています。阪急がコーディネーターとなって街区の再開発を進める事を期待したいです。敷地面積的に大規模の開発になるはずですが、商業施設としてはあまり大きな床は必要とされないでしょう。通りに面する北側と東側が路面店になるような格好で1-2階のみに店舗を入れ、3-7階位までは立体パーキングとします。そごうか阪急に建て替わり、アイングパーキングも再開発するのであれば、専用駐車場が不足します。この場所は三宮クロススクエアの影響を受けませんし、駅外周部への駐車場需要はクロススクエアの進捗と共に高まるでしょう。建物中央部は高層化し、ホテルと住宅から成る高さ150m程の建物とします。モデルは大阪北小学校跡に計画されている梅田曽根崎計画です。

http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000393/393826/1_zigyoukeikaku2.pdf

住宅は阪急の分譲マンションブランドのジオシリーズとすれば、投資リスクも抑えられます。路面店はオープンカフェやレストランを中心とし、昼夜問わずの賑わいが生まれる空間とします。高層住宅が増えているので、テナントフロアの一部には食品スーパーの出店も考えられます。

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小野八幡神社前の歩道整備は最後まで行われていません。神社の建て替えとマンション建設が進められているので、これらの完了に合わせて、整備されるものと思われます。

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八幡神社横の小野八幡公園には見事な桜が咲き誇っていました。

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東横イン建設予定地越しに小野八幡神社の建て替え工事が進行する様子が確認出来ます。

category: 三宮再整備

2018/04/06 Fri. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 2

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葺合54号南線改良工事その2 

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3月末の完成を目指して工事の進む葺合54号南線の改良工事その2。昨年度に続く二期計画はジョーシン前からその先の小野八幡神社前南側交差点までが整備対象区間として工事が進められています。

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完成まであと3週間を切り、路面タイルの敷設もあと一息もなり、舗装もかなり進みました。

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二期部分にも一期と同様にベンチや花壇が多く設置されるでしょうか。

I期整備区間で採用された特徴的なベンチはですが、コトブキという会社が製造販売しています。

https://townscape.kotobuki.co.jp/works/type2/sightseeing/226.html

同社はパブリックスペース(公共空間)のデザイン、ベンチ等のパブリックファーニチャー、公園の遊具、公共サインを手掛け、神戸にも磯上通に営業所を設けています。同社の担当した空間スペースデザインは全国に展開されています。

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三宮の南側の全ての通りがこのように美装化されると、神戸のデザイン都市としての風格が高まると思います。表面的に綺麗でも一歩裏通りに入るとアスファルトと看板、蜘蛛の巣電線では拍子抜けしてしまいます。

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特に今後はバスターミナルビルが建設される三宮東地区から磯上通の一帯に渡って人通りも増加し、神戸市外から訪れる人の目に触れる機会も格段に増える事になるでしょう。新たな玄関口として裏三宮から表舞台への転換への必要に迫られます。

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葺合54号南線の改良はその第一歩としての役割を果たします。沿道の風景は激変していますが、大幅に賑わいや人通りの増加には至っていません。やはり鍵を握るのは磯上モータープールでしょうか。

category: 三宮再整備

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2018/03/16 Fri. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 3

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葺合南54号線改良工事その2 

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昨秋から開始された葺合南54号線の改良工事その2がやや遅れ気味で進められています。当初は2月末までの工期でしたが、3月末まで延長されたようです。

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今回の工事対象はD'グラフォート神戸三宮タワー前から八幡神社前までの区間です。距離で言うと200m程でしょうか。

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一部の歩道路面は舗装ブロックタイルの埋設が始まっています。

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電気工事と照明の新設も進んでいます。この辺りの歩道幅員はかなり拡大するようです。

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工期は残り1.5ヶ月。この工事の後のその3は来年度の予算計上の上、また秋から着工し、年度末の完成を予定するのでしょうか。またその3で43号線までの全区間の改良を終える事になるのでしょうか。その暁には通り名の通称を公募して命名して欲しいと思います。

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沿道のビルが外壁改修工事を始めています。カサベラビルC&Mです。1981年竣工の鉄筋コンクリート造の9階建。レンガ調の外壁でしたが、老朽化で外装がかなり痛んでいる様子でした。どのようにリフレッシュされるでしょうか。通りの雰囲気にマッチして落ち着いた外観になって欲しいですね。通りの改良が沿道ビルの改修や建て替え、再開発を促進するのであれば、これは価値のある公共投資となります。

フラワーロードの東側にはカサベラを冠としたオフィスビルやマンションが複数存在します。

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沿道での新たな開発が動き出しました。小野八幡神社の建て替え及び三菱地所レジデンスが敷地内に地上19階建ての分譲マンションを建設します。

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既存の社殿建物の解体が始まっています。参拝には仮社殿が設けられるようです。9月まで仮社殿の利用を求めているので、新社殿は今秋の完成になるものと思われます。敷地の奥側に新社殿が配置され、隣接するポケットパークが参道となります。マンションは道路に面した敷地東側に建設される事になります。

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葺合南54号線には高層建築や大型ビルが数多く立ち並びます。今後もまだ再開発によって大きく変貌を遂げて行く可能性を秘めています。


category: 三宮再整備

2018/02/16 Fri. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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