こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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PEANUTS HOTEL (ピーナッツホテル) 

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TOOTH TOOTHやこなな等のカフェを全国展開する神戸発祥企業のポトマックがスヌーピーをテーマとしたホテルを計画している事はすでにお伝えしていますが、その開業地は未だ同社からは公式に発表されていません。私の予想は一時、ホテルへのコンバージョンが計画されていた旧居留地のチャータードビルでしたが、その予想は外れてしまいました。読者の方から開業場所は北野坂との情報を頂いたので現地取材してきました。

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計画されているホテルはこれまで通り新築建物ではなく、既存建物のコンバージョンという路線が正しいと仮定した場合、北野坂の入り口にあり山手幹線からも見える改装中の建物を発見。

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この建物は中山手通1丁目の山手第一ビルです。2階にはミシュランで星を獲得したフレンチレストラン「スポンテニアス」が営業していますが、このレストランもポトマック傘下のようです。1階にもイタリアンバールのレストランがありますが、ホテルの開業後には1階にPESNUTS CAFEがオープンする予定なので、もしこの建物が当該ホテルなのであれば、近日中に閉店か移転となるものと思われます。

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1階のお店はまだ営業しているようです。

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建物は6階建てですが、ホテルは3-6階の4フロアに開業するものと思われます。18室なので各階に4-5室でしょうか。養生ネットの裏にうっすらと窓枠のようなフレームが見えます。恐らくこの建物をホテルへコンバージョンしていると考えて良いのだと思うのですが、少し迷わせる要素が無くもありません。

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この建物のすぐ20m北側で建物が解体されて更地となっており、敷地内には掘削機が入っていました。ホテルは今夏開業予定なので18室と言えども流石に4ヶ月の工期で新築ホテルが完成するとは考え難いです。よって山手第一ビルが本命です。小粒ですが完成の楽しみなプロジェクトと言えます。ケーニヒスクローネに続き、飲食系の企業がホテル運営に進出する新たな例が出てきました。独自の特色を活かしたホテル経営が期待できそうです。元祖は神戸風月堂がホテルゴーフルをポートアイランドで開業した例がありましたが、こちらは撤退しました。神戸や阪神間発祥の優良スイーツ企業はまだ数多くあります。モロゾフ、アンテノールを経営するエーデルワイス、アンリ・シャルパンティエ等にも神戸の都心でスイーツホテルの経営に乗り出してくれたらと期待しています。

category: 新神戸・北野

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2018/02/22 Thu. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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新神戸オリエンタルアベニューのリニューアル 

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新神戸駅前のランドマークである新神戸駅オリエンタルシティ。1988年竣工で地上37階 地下3階 延床面積136,510平方メートル 高さ158m。中央市民病院跡地をダイエーが再開発した大型複合施設でシティホテル、商業施設、劇場で構成されています。低層部の商業施設は新神戸オリエンタルパークアベニュー略してOPAの1号店として華々しく開業。ダイエーの落日と共に保有権がダイエーからモルガンスタンレーに委ねられると、ホテル部分はクラウンプラザホテルにブランドを変更。商業施設も新神戸オリエンタルアベニューへと名称変更してリニューアルオープンしました。更に不動産はタイのシャロエン・コーポレーションへと売却され、ホテルはANAクラウンプラザホテルへ改称。それから月日が経過し、ホテルはその立地生とブランド力、インバウンド効果を背景に好調なものの、一時は盛り返した低層部の商業フロアはその後の相次ぐ退店によって閑散とし、ハーバーランドの低迷期のような雰囲気が漂っていました。

そんな同施設のリニューアルが最近、完成したというコメントを読者の方から頂いたので、取材に赴きました。何かしらの工事をしているのは知っていましたが、施設のリニューアル工事とは思いもよらぬ事でした。それだけこの施設の存在が希薄になっている事の裏返しかと思います。

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施設内に足を踏み入れると、正直、驚きました。想像以上に本格的な改装工事が行われていたのです。

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外壁、天井、柱の美装化は勿論、照明は全てLED化されると共に一部追加もされました。

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シンプルですが、シックで落ち着いた空間は新神戸の複合施設に相応しい佇まいで築30年以上の建物とは思えません。バブル絶頂期に完成した建物なので、元から建物内外のデザインは優れた造りです。手を入れると見違えます。

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惜しむらくは格子の手摺をガラスに替えればもっと現代風に生まれ変わったでしょう。

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それにしても人っ子ひとりいない空間は少し異様でした。OPA時代はそれなりに賑わいもあり、KISS FMのサテライトスタジオもあったと記憶しています。

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天を突き刺すような超高層棟のデザインも神戸のランドマークに相応しく、この建物が例えば国際会館の斜向かいにあったら、さぞ風格のある交差点景観を形成していただろうにとよく想像していた時期があります。また商業施設的にも成功していたはずです。

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現在、この商業施設部はJLL(ジョーンズラングラサール)モールマネジメントが運営管理を行っています。神戸市内では他にブルメール舞多聞も同社の運営管理下にあります。

今回のリニューアル工事はあくまでも建物内の吹き抜け空間の美装化が主な目的のようです。

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もう予定工期から4ヶ月以上も後ろ倒しですが、まだこんな貼り紙が仮囲いにありました。

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営業中のテナントはホテル内のレストランやカフェが殆どで、オリエンタルアベニューで営業している店はごく僅か。

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地下1-2階はリニューアル工事中として閉鎖されており、立ち入る事は出来ません。1階の施設内は9割以上のテナントが退店しており、もぬけの殻なのですが、店舗内装はそのまままだ手付かずの状態で残されています。まだ営業している店舗の退店を待っているのでしょうか。

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この複合施設を今後どう活用していくべきなのか。三宮の商業エリアからは離れており、新幹線・新神戸駅からの導線も微妙なので新幹線乗客の来店も促進されません。神戸の進めてきた分散型拡大による新都心整備の弊害として六甲アイランドのファションプラザRink、神戸ベイシェラトンホテル&タワーズの商業フロア、ハーバーランドのハーバーセンター、プロメナ神戸の低層部、そしてこの新神戸オリエンタルアベニューと、立地性やアクセス、導線/動線の悪い大型商業施設が営業不振に陥っています。

今後、残る店舗の退店完了後に商業フロアの全面閉鎖に入るものと思われますが、新幹線の乗客やホテル宿泊者の施設利用か進むよう一部フロアの用途変更、飲食店を中心としたテナント構成等、新幹線駅とホテルとの相乗効果が生まれるようなリニューアルが望ましいですね。JR新神戸駅とのアクセスも改善されるべきです。玄関口である新神戸のランドマークの低層部が閑散としていてはイメージも悪い事この上ありません。阪急の市営地下鉄乗り入れが新神戸で実現すれば乗り換え駅としての発展が見込める可能性があるのですが。今後も施設の行方に注目していきたいと思います。

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2018/02/15 Thu. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 7

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(仮称)シエリア神戸北野坂 新築工事 

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なかなか観光客や住民でないと足の向かない北野坂ではありますが、いつの間にやら大きな変化が訪れようとしています。

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北野坂の最北角地に計画されている低層分譲マンションが(仮称)シエリア神戸北野坂です。関電不動産開発がデベロッパーです。地上4階 地下1階 延床面積4,083.19平方メートル 住戸数25戸の高級マンションとなります。

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まさに北野異人館街の玄関口にあたる場所に建設されています。北野坂に面して洒落たフレンチレストランでも入ると良かったのですが、住宅のみの建物となります。ただ落ち着いて重厚感のあるデザインが採用されており、周囲との統一感が図られます。低層の建物且つ延床面積も5,000平方メートル未満なので、神戸市の消防条例に縛られない比較的自由なデザイン設計が可能です。

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設計を担当するのはデザイン力に定評のある浅井謙建築設計事務所。同設計事務所が手掛けた作品は完成した姿を見るのが楽しみなプロジェクトばかりです。最近でも神戸ポートオアシスやサンシティタワー神戸の設計を担当しました。

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敷地は西側の北野通沿いに面してかなり大きく広がっています。

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北野異人館街を訪れるのはほとんど日本人観光客のみです。北野は街としてはとても落ち着いていて、どこかハイカラ感が常に漂う神戸らしい街の代表ではないかと思います。ハイカラと言えば昔は元町商店街でしたが、その良さを北野が引き継いでいる気がします。異人館だけでない北野の良さ、そしてその良さをうまく活用した開発、そしてその良さの発信がうまく噛み合うと国内外から人を呼び寄せられる街になるのにと、訪れる度に想いが募ります。

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2018/01/07 Sun. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 6

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加納町ビルが竣工間近+ホテルユニゾイン神戸三宮 

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加納町三丁目交差点に程近いフラワーロード沿いで建設中だった事務所と住居の複合ビル「加納町ビル」が竣工を迎えようとしています。鉄骨造地上7階建ての建物で古紙回収やリサイクル業を営む株式会社後藤の事務所ビルになります。

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神戸市の景観デザイン協議に提出された完成予想パースが手描きデッサンだったので正直どんな建物になるのか心配でした。しかしいざ建物が姿を現してみると、なかなかグレードの高い建物で驚きました。

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外装材の色調や質感の高さが寄与したのではないかと思われます。規模は小さいながらもなかなか人目を惹く建物です。加納町交差点以北のフラワーロードで建設されるのはここのところマンションばかりだったので、事務所ビルが建てられるのは喜ばしいことですね。

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そんな加納町ビルの向かいにも新たな建設計画があります。新神戸サンホテル跡に計画されているビジネスホテル「ホテルゾイン神戸三宮」です。数年前から神戸進出の機会を伺っていたようです。用地選定と取得に多少の時間が掛かっていたようです。

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現地ではまだ工事は始まっていません。また新神戸サンホテルの地下躯体がまだ残っているようです。新ホテルがこの基礎を再利用して建設されるのか、これを解体撤去してから新しい建物を建設するのかは定かではありません。基礎躯体の再利用には技術が必要なようで、大手ゼネコンでないと難しいようです。今春まもなく動きが出てくるのではないかと思います。

category: 新神戸・北野

2016/04/02 Sat. 09:19 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 4

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