こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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商船三井ビルに米国セレクトショップ「フレッドシーガル」が出店 

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大丸神戸店は旧居留地の商船三井ビルに米西海岸発祥のセレクトショップ「フレッド シーガル」を誘致します。1階、2階の一部(計約1,200平方メートル)に紳士・婦人・子ども服、食器、化粧品、食品の売場が設けられる他、カリフォルニアワインが楽しめるレストランも備わるとのこと。国内では東京・代官山、横浜・みなとみらいに続く3店目となり、関西においては初出店となります。商船三井ビルはこれまでは大丸インテリア館として家具を取り扱っていましたが、現在は3月の開業に向けて改装工事中です。

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同ビルはれっきとした現役のオフィスビルです。1922年竣工で地上7階 地下1階 延床面積12,000平方メートル。老朽化と耐震補強が必要な事からこの建物も解体の危機に見舞われました。旧居留地に残る数少ない近代建築でも最大規模を誇るこの建物をなくして居留地を語る事は出来ません。その貴重性から耐震工事が実施され、解体を免れました。

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大丸神戸店は全国の百貨店に先駆けて街を面的に捉えて周囲と共に発展するという類稀なビジネスモデルを確立して成功しました。店外に今や60ものテナントを誘致し、居留地全体を一大ショッピング街へと変貌させました。オフィス街からショッピング街へも変化した東京丸の内でさえこの旧居留地をお手本にしたと言われます。ただファッションやアパレル系のテナントが多く夜の早い神戸において、この居留地も夜間には人の通りもまばらになります。今回のフレッドシーガルの誘致をきっかけとして、夜も営業しているレストランやカフェ、バー等も増やし、落ち着いた大人の夜の街としても進化を遂げていって貰いたいです。

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おまけですが、トアロードで長らく建設中だった2棟の狭小商業ビルが完成、テナントが開業しました。建物竣工時はシンプルで何の面白味もない建物が出来たという印象でしたが、双方ともうまくお化粧されました。ある意味トアロードらしいかわいい感じになりました。

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2017/02/10 Fri. 12:37 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 1

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MIU MIU KOBE 新築工事 

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旧居留地・明石町筋にあった泰和ビル跡で建設中の建物はプラダジャパンが出店する「MIUMIU神戸」の新店舗ビルです。土地は投資法人みらいが取得しており、竣工後に建物も買い取る予定です。

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店舗ビルは鉄骨造3階建てで延床面積は962.95平方メートルとなる予定で、完成は今年5月です。MIUMIUの西日本最大級旗艦店となることは間違いなさそうです。

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年末に一度、現場を確認した際にはまだ基礎工事中のようでしたが、すでに基礎躯体は完成していたようですね。いつの間にかすでに鉄骨建方が完了し、足場と養生ネットで覆われていました。

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建物の高さは20m。隣接するあいおいニッセイ同和損保神戸ビルと高さを合わせて街並の連続性を演出します。

他政令市と比較して勢いの無さや再開発の遅れが目立ってきた神戸ではありますが、こうした一流ブランドの出店戦略にて三宮、元町、旧居留地が旗艦店や拠点店舗の進出先に選択されていることから、そのブランド力はまだ維持できている事を再認識します。これから三宮やウォーターフロント周辺の再開発が本格化すれば、都心エリアへの新規出店に更に追い風が吹く可能性があります。

category: 旧居留地

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2017/01/10 Tue. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 1

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MIU MIU KOBE 新築工事 

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更地期間が長くとられていた泰和ビル跡地でMIU MIU神戸新築予定地。ようやくMIU MIU神戸の建設工事が開始されました。

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内部にあるのはホイールクレーンのようです。これから杭打ち工事を始めることになるのでしょうか。

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通常、仮囲いには各種建設工事に関連する標識類が掲示されているのですが、見当たらないなと思ったら、なんと道路に面して出っ張った仮囲いの側面に全ての表示がありました。仮囲い上にあるMIU MIUのロゴもシルバーで艶があり、なかなか拘りを感じます。工事現場と言えど、MIU MIUのブランド性を表しているということなのでしょう。

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地上3階建ての小規模な店舗ビルではありますが、施工を請け負ったのは大手ゼネコンの竹中工務店。労災保険関係成立票を見ると、期間が今月7月1日から来年の5月31日までとあります。この規模の建物で11ヶ月の工期を見込んでいることになります。もしかしたらまだ地中障害物の解体撤去が終わっていないのかもしれません。ただその解体を含めてもかなり長期の工事です。従って新店舗ビルの開業は来年となるようです。

category: 旧居留地

2016/07/28 Thu. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 2

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チャータードビルがホテルへコンバージョン 

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当ブログ読者のtaku6188さんから旧居留地のチャータードビルがホテルに転換されるらしいというビックリ情報を頂いたので、早速、現地確認をしに行ってきました。

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神戸チャータードビルは海岸通9番地にある近代建築でジェイ・ヒル・モーガンが設計、チャータード銀行神戸支店として1938年に竣工しました。元来、鉄筋コンクリート造の4階建ての事務所ビルでした。

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建物の南側と西側の二箇所に神戸市のホテル等建築指導要綱による標識が掲示されています。建物は神戸チャータードホテルとしてコンバージョンされるようです。気になるのは地上階数が6階と表示されている点です。建築主はWAJ(ワールドアプレイザルジャパン)株式会社。2008年に設立された比較的新しい不動産投資会社です。

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ホテル転換後の様子ですが、外観はホテル名が取り付けられる以外はほとんど変化はないようです。

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現在、1階にはE.Hバンクという有名なカフェとブティックが営業しています。E.Hバンクのランチのオムライスは私も好きです。ホテルへのコンバージョンによってこれらの現テナントが退店を迫られるのかどうかは分かりません。E.Hバンクはホテルのレストランとして残して欲しいです。重厚な造りで銀行時代の金庫室もまだ残されているようですが、老朽化した事務所ビルをどうやって快適なホテルに改装するのかとても興味深いです。

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建物の裏側に回ると窓の位置からそもそもこの建物は6階建てにすでにされているようにも見えます。こうした古い建物を用途を変えて再生するというのはヨーロッパではよく見られるリノベーションです。神戸にまた新たな名物ホテルが誕生する可能性が出てきましたね。

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ビルの南角に取り付けられている海岸通9番地を示す銅板。

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チャータードビルの東隣には現在、ワコーレトラッドタワー神戸三宮のマンションギャラリーが営業しています。この土地もチャータードビルの所有者が保持している(いた?)ようです。「海岸通9 プロジェクト」で検索すると、面白い物が見れますよ。この角地は京町筋の入口にあたる重要な場所ですので、こちらも開発を進めて欲しいですね。


category: 旧居留地

2016/07/05 Tue. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 10

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