こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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ブルーボトルコーヒー神戸カフェは旧居留地に7月20日オープン! 

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神戸にて国内9店舗目の開業が報じられていた米国のコーヒー専門店であるブルーボトルコーヒーは7月20日に「ブルーボトルコーヒー神戸カフェ」をオープンすると発表されました。

当ブログでは旧居留地のホテルヴィアマーレの1階を出店場所として予想していましたが、見事に外れました。正解は前町のNTT西日本新神戸ビルの1階でした。一応、写真は撮っていたのですが、間口が小さく場所もちょっと微妙かと思ったので、ヴィアマーレを推したのですが、軍杯はNTTに上がりました。読者の方にはこちらではないかというコメントを頂いていましたが、見事に正解です。

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店舗の規模は床面積217.8平方メートルで63席。営業時間が8:00-19:00。閉店時間が早いのは気になりますが、居留地の中でも前町は特に夜の早いエリアである事を織り込んでいるのでしょう。やはりでしたが、今回の誘致は京都同様に大丸松坂屋が行なったものでした。親会社のJフロントリテイリングはアーバンドミナントと呼ばれる経営戦略を展開しており、大丸や松坂屋、パルコ等の中核となる商業施設を中心として、地域と共に成長するというビジネスモデルの率先を進めおり、これはまさに大丸神戸店が旧居留地で実践し、成功・確立した方法をグループ戦略として採用しているという事になります。今回のブルーボトルコーヒー誘致もその一環ですし、トアロードで建設中の三宮ゼロゲートも同様です。

Jフロントには今後も旧居留地の活性化に大きな期待を寄せています。大規模な資金投資も是非ともお願いしたいところですね。

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2018/06/22 Fri. 05:58 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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ブルーボトルコーヒーが関西2号店の出店地に神戸を選択 

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米国のコーヒーショップでシアトル系のスターバックスコーヒー、タリーズ等のセカンドウェイブに次ぐサードウェイブと称される「ブルーボトルコーヒー」が関西2号店となる出店地に神戸を選んだ事が明らかになりました。国内では東京に7店舗を展開中で今年3月に東京以外で初の出店となる「京都カフェ」を開業。焙煎後48時間以内の新鮮な豆を使ったり、注文後にバリスタが1杯ずつ手作業でつくるスタイル等、相当な拘りがあり、「京都カフェ」は築100年の京町屋をリノベーションした形でオープン。建屋にも工夫があるようです。神戸での開業については7月を予定しているようですが、出店地や概要は6月末に明らかになるとの事。開業時期を考えるとすでに内装工事を開始しているものと思われますが、一体どこに出店するのでしょうか。

これまでの出店から裏通りの路面店街という傾向があるようです。この場合、北野、トアロード周辺、乙仲通等が候補に挙げられるのではないかと思いました。

しかし「 京都カフェ」は大丸松坂屋百貨店不動産事業部の「京都・町家プロジェクト」として実現したそうなので、神戸についても大丸が絡んでいる可能性があります。これを前提とすると、出店地は旧居留地になる可能性が高いのではないかと予測し、エリア内で工事の進んでる場所を探してみました。

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昨年、京町筋のホテルヴィアマーレ1階にあったMIUMIU神戸は親会社のプラダジャパンが明石町筋に自社ビルを建設して移転しました。その後、仮囲いで覆われたまま空きとなった状態が続いていましたが、何やら内装工事が進行中です。

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もしこの場所に開業した場合、どんな効果が期待できるでしょうか。仲町通は明石町筋から東方向に向けて京町筋まで人の流れはありますが、東になればなるほど通行量が減っていく傾向にあります。京町筋と仲町通の交差点にあるこの場所に話題の店が開業すれば西は大丸から、北はセンター街から人が流れてくる回遊性が生まれるかもしれません。

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仲町通はこの夏、西側にファミリアの新本店が開業予定です。西と東に話題の新店がオープンする事で旧居留地が盛り上がれば嬉しいですね。ここ最近、路面店の空テナントをちらほら見受けられるのが少し気になります。さて、今回の当ブログの予想は当たるでしょうか。ピーナッツホテルの進出予定地はチャータードビルと予測して見事に外しました・・・。

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2018/06/04 Mon. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 11

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大丸松坂屋が大丸神戸店と旧居留地の開発に意欲 

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神戸地区の地域一番店である大丸神戸店。直近の年商は824.5億円と前期比微増となり、インバウンド需要で好調な大丸心斎橋店に大丸の店舗におけるトップの座を譲り渡しました。心斎橋店は本館の建て替えによって北館のみを営業中ですが、旧そごう心斎橋本店を買い取って改装した北館は延床面積58,000平方メートルとそれだけで神戸店本館の規模を上回ります。

震災後の震災による店舗再建以降、神戸店は大丸のトップとして君臨してきた旗艦店でしたが、心斎橋店に北館が加わってからは物量で神戸店を圧倒しました。

インバウンド需要をさほど取り込めていない神戸において、百貨店の売上は大阪や京都程ふるいません。大阪では高島屋も大阪店が東京・日本橋を上回ってトップに立つなど西日本においてインバウンド効果がてきめんです。

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大丸神戸店は店舗再建以降、フロアの改装や同店の飛躍の原動力となった旧居留地内にある保有物件やオフィスビル低層部の活用を積極的に進めてきました。その実績はしっかりと積み上げられており、大丸や他百貨店の成功ビジネスモデルとして模範とされていますが、神戸店のこれ以上の成長にはもっと大規模な投資が必要です。

大丸松坂屋社長の好本氏は以前より神戸店は集中的に投資をする対象としていました。最近のコメントでは「震災以降、大型投資をしてこなかったが、旧居留地の開発を含め、積極的に打って出たい」という方針を示しました。

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旧居留地内での開発とは具体的にどういった案件が考えられるでしょうか。大丸は百貨店の建物以外に居留地内に複数の建物と土地を所有しているものと思われます。中でも最も大きいのが大丸カーポートビル。1階をテナント店舗、上階が駐車場になっています。大丸の公式パーキングとして週末はいつも車列ができる人気駐車場です。

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車での来店にはかなりの需要がある大丸ですが、この建物を建て替えて百貨店の売上に貢献させる大型投資が1つのパターンです。継続してパーキング機能は必須ですが、店舗面積を拡大すると共に、建物の高層化と複合ビル化による不動産収益を上げられる建物へと再開発します。上層階はオフィスやホテルとしての用途が考えられるでしょう。松坂屋上野店の再開発でも店舗の一部高層化でパルコへの転換とオフィスの開設を行なっています。

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私の期待と希望を書くとすると、以前から述べているようにGSパークとなっている大丸の南側斜向かいの用地をJフロントが土地の保有者である銀泉と共同で再開発に乗り出す事です。こちらの方が敷地面積が大きくビルの規模も拡大します。大丸の別館としてだけでなく、Jフロント傘下であるパルコの進出先受け皿としても検討が可能です。

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大丸が神戸店への大型投資を進めたい理由としてその背景にあるのはそごう神戸店の存在と三宮再開発です。大丸は震災後にそごうから地域1番店の座を奪いましたが、昨年、そごうを取得したエイチ・ツー・オーが阪急に建て替える様相が強まっています。またJRによるターミナルビルの建て替え、バスターミナルビルの整備、市役所建て替え、神戸阪急ビル建て替え等、三宮に大型開発が一極集中。大丸が立地する元町の相対的地位の低下と高級感を強みとする阪急への顧客シフトをかなり警戒しているものと思われます。

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大阪の百貨店戦争はJR駅ビルに三越伊勢丹が進出する事で一気に勃発しました。過大投資の消耗戦になると思われていましたが、結果的にはインバウンドの需要を享受する適正で魅力的な受け皿を各店が整備した事になりました。三越伊勢丹という黒船来襲・外圧によって大阪の再開発が大きく動きましたが、神戸でも阪急の三宮進出という言わば外圧に近い形での出店が元町・居留地への再開発を進める事に繋がる可能性が高まりつつあります。

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もう1つおまけとして個人的に大丸に期待したい事があります。それは大丸の北側にある三角地の再開発です。90年代に再開発の機運が高まり、構想が練られたものの地権者合意に至らず、断念された過去があります。Jフロントの力を借りて再度の再開発に挑戦して欲しいですね。船をモチーフとした複合商業ビルとし、1-2階を店舗、3-8階をオフィス、セットバックして9階をレストランとスカイガーデン、ホテルのレセプションホール、10-14階をホテルの構成です。元町交差点の新しいランドマークとする優良再開発として進んでくれたらと思います。

さて、大丸の三宮対抗策がどういう形で表れていくのか今後の動きに要注目です。

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2018/04/17 Tue. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 2

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ファミリアが神戸本店を元町から旧居留地へ移転 

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報道各社が12日付けで報じたところによると、子供服のファミリアが元町商店街にある神戸本店を旧居留地へ移転する事を公表したようです。移転先については日経新聞が大丸神戸店の南側、神戸新聞が同百貨店の南側にあるオフィスビルとされています。

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旧居留地への移転と聞いてまず最初に頭に浮かんだのはThe 45thです。商業施設としての立地やスペックも申し分なく、1階から複数階の空きフロアがあるため最適な移転先かと思いました。またようやくこの建物の有効利用に繋がるものと期待しました。

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しかし最終的にファミリアからの公式リリースで出店先は大丸のすぐ南にあるジーニアスギャラリー跡のデビスビルである事が判明しました。1-2階を使って店舗面積を2,000平方メートルに拡大。都心の路面店型専門店としてはかなり大型店舗になり、真の本店の名に相応しい旗艦店に生まれ変わります。

オーガニックな食材を使ったレストランとカフェ、アトリエ、幼児教室のキッズラボの他、小児科クリニックも併設した複合店となり、商品の販売だけではない新しいファミリービジネスモデルの構築を図ります。新本店は今年9月の開業予定です。

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ファミリアと言えば本社ビルと近代建築のファミリアホールの売却及び磯上通への本社移転やNHK朝の連ドラで創業者がモデルになったりと、この数年は話題に事欠かない企業ですが、今回の移転劇は旧居留地の賑わい創出貢献に大きな役割を果たしそうです。

既存の元町本店跡がどうなるのかも注目されるところですが、元町商店街がまたもや集客の中核を失う事にもなります。近年はヤマハストア、パティスリー・グレゴリー・コレ等、三宮シフトによる大型移転が続いています。元町商店街の地盤沈下は今後ますます避けられない様相を呈してしまうかもしれません。

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2018/04/13 Fri. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 1

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