こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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北鈴蘭台駅前地区再整備・市営桜の宮住宅建替事業 

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今週の記事はほぼ各区の公共事業特集になっています。神鉄鈴蘭台駅前の再開発が進んでいますが、隣り駅の北鈴蘭台駅周辺でも大規模な開発計画が進行中です。

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駅前に立地する複合ビルはコープこうべ北鈴蘭台店と桜の宮住宅から構成されていますが、築45年と老朽化が進んでいます。

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地上9階建ての建物で上部は公社の賃貸住宅です。この建物がある敷地約5,000平方メートルを民間のノウハウや資金を活用して北鈴蘭台駅前地区第一種市街地再開発事業を想定した駅前整備を行う予定です。今年2月に地権者による北鈴蘭台駅前地区再整備協議会が発足。

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年度内に都市計画決定と再開発会社の設立し、来年度には事業認可と既存建物解体の解体まで漕ぎ着けるスケジュールが計画されています。再開発ビルは商業施設、公共施設、共同住宅を想定。また民間事業協力者を公募し、旭化成不動産レジデンスが決定しています。

計画通りに再開発が進めば、再来年度に着工、32年度には駅前に相応しい新たな再開発ビルが完成する予定です。

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その再開発予定地の背後には神戸市内最大の市営団地「市営桜の宮住宅」が広がっています。この団地は管理戸数が2,299戸というマンモス団地です。神戸市は平成22年度に「第2次市営住宅マネジメント計画」を策定し、市営桜の宮住宅について建替えを行う住宅に位置づけています。その第一期計画として、まず北鈴蘭台駅前再開発地区に隣接した南側の約4ヘクタールを対象にPFI方式を導入した建て替え事業に着手しています。

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計画では敷地を南北に二分した上で、北側を更に3ブロックに割って、新たな市営住宅を3棟建設します。3棟合計で450戸の住宅が供給されます。また残る南側は100戸の民間戸建住宅を建設して分譲します。

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3棟の市営住宅の建設工事はすでに進行中です。

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60-70年代の日本の大都市近郊にはこうした集合団地が数多く造成、建設されました。私も幼少期にはこうした団地に住んでいました。まだ分譲マンションはさほど多くなく、真新しい団地群は敷地内への車の進入が無いので、子育て環境は良く、敷地内にスーパーや商店街、病院や小中学校が揃う1つの街で、非常に恵まれた住環境が整っていました。しかし時代は分譲マンションへと移行し、今や団地はその役目を終えています。

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最近は建て替えも進む他、リノベーションという手法を使って若い世代を取り込む対策も取られていますが、団地は郊外でしかも最寄り駅にはバスで出なければならない立地がほとんどです。今後、人口減社会の中でアクセス性の悪い団地への居住ニーズは著しく下がるもの思われます。

桜の宮住宅の建て替えはこうした人口減をしっかり見据えた計画なのかどうか。鈴蘭台もそうですが、町中には高齢層の姿を多く見かけます。北区は坂道も多く、高齢者には生活の難しいエリアになりつつあるのではないかと思います。建て替えや戸建てへの用途変更は、街の若返りを図り、子育て世代の居住促進による新陳代謝を狙ったものではあります。

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二期地区は更に広大な敷地面積があります。桜の宮住宅の建て替えは市内の他団地に先駆けたモデル事業となるだけに失敗は許されません。駅前再開発と共に後背の街が今後、どう生まれ変わっていくのか。今後、ダイナミックな変貌を遂げていく予定です。神鉄沿線の浮沈については三宮へのアクセス性を今以上に高められるかどうかも検討の必要がありそうです。阪急の市営地下鉄乗り入れが実現する場合、阪急の既存架線を活用して神鉄を新開地から三宮に乗り入れさせる事が出来れば、神鉄沿線の利便性が向上して人口増にも繋がりますし、三宮のターミナル性も高まります。その際には三宮では地下駅として、地上は阪急と共同で再開発を行えれば、拠点性の向上も可能です。

category: 北鈴蘭台駅前再開発

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2017/08/17 Thu. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 4

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