こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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イオンモール神戸南新築工事 -神戸市中央卸売市場本場跡地再開発- 

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神戸市中央卸売市場本場跡地で工事の進むイオンモール神戸南。基礎工事が敷地全域に及んでおり、地上躯体の構築工事開始も時間の問題という段階に入ってきています。

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基礎工事が最も先行していた敷地南西はすでに鉄筋の配筋とコンクリート打設が完了しており、基礎が完成しています。いつでも鉄骨建方が始められる状態です。

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敷地中央西側も基礎が完成。奥の東側もコンクリート打設は終わっているようです。

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最も遅くに着手された敷地北側は北西部分が先行して進んでいます。型枠が組まれているので配筋は完了、コンクリート打設を開始するところです。北東部は掘削中か鉄筋の配筋作業が進められていることでしょう。

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駐車場棟が建つ敷地東部分の予定地は盛り土が残っていますが、徐々にその量は減っているようです。

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9月中旬位までにはモール本体の基礎工事が完了し、下旬位から鉄骨建方が始まるのではないかと予測しています。

このモール開業後の沿線における地価の影響に興味があります。マンション開発が進めば好循環が生まれてくることは間違いないはずです。運河エリアの再整備によって周辺に店舗を配したり、中央卸市場をより一般開放し、地域一体で活性化を図って行きたい所です。

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category: 中央卸市場跡地

2016/08/25 Thu. 07:47 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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新・神戸阪急ビル東館の概要詳細 

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既存ビルの解体工事が進行中の神戸阪急ビル東館建て替え計画ですが新・神戸阪急ビル東館計画のより詳細な内容が明らかになりました。上記は新ビルの四方向立面図です。これまで公開されていた完成予想パースでは東面+北面の様子しか分かりませんでしたが、立面図によって西面や南面の様子も見て取れます。

北面の西側はホテルフロアも含めた全階層に渡ってアルミカーテンウォールが取り付けられますが、これはこの部分に最上階の29階にアクセスする為の専用エレベーターが設置される為です。ガラスのシースルーで眺望の優れたエレベーターになることでしょう。

南面は4-15階がオフィスフロアとなりますが、南にエレベーターが縦列設置される他、神戸交通センタービルとお見合いするので小さな明かりとりの窓以外は開口部のない外壁となります。しかしオフィス部分の塔屋は三角に切り取られたような形状のデザインとなっています。

西面はオフィス階の一部を除き完全に外壁のみとなります。

尚、初代神戸阪急ビル東館を模した低層部ですが、高架軌道を跨ぐ形でパースが描かれていることに驚かれた方もいるかと思います。2021年の新ビル竣工時はこの部分は建設されませんが、阪急としては高架の大規模改修が必要とされる際には完全体にしたいという想いがあるようです。

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夜間照明演出のプラニングです。三宮駅前の新たなランドマークとして昼夜問わず、存在感を示して賑わいに貢献します。建物頂部は暖色系のライトアップを外壁四方に実施。同様のライトアップをオフィスフロアとホテルフロアを隔てる機械室階の16階外壁にも採用。イメージとしてはJR東京駅前の新丸ビルのような感じでしょうか。シースルーエレベーター横にはLEDで黄色の水平照明が点灯。オフィスフロアの照明は明度を落として明る過ぎないようにするようです。低層部はアイマークとなるシリンダー部をはじめ、各ディテールに異なる照明演出が施されます。夜間もランドマークとしてシンボル性の高い存在になりそうです。

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賑わいや回遊性を高める施設計画として新ビル1階は重要なポジションを占めています。3方向の動線はこれまでと同様ですが、吹き抜け空間を大きく設け、交通拠点としてスムーズでバリアフリーな通行を可能とする他、コンコース内でのイベント開催や待ち合わせが可能になるようさんきたアモーレ広場と一体感を持たせるようです。この実現に現在の地下鉄東5番出口は閉鎖して駅ビル内からエスカレーターで地下鉄駅コンコースへ直結する動線が新設されます。

最上階やホテル階へアクセスするエレベーター乗り場は1階西端に整備されます。

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地下1階は地下鉄コンコースから新駅ビルの店舗フロアへ直接入れるようになります。物販や飲食店の出店が見込まれますが、メインは阪急の食品スーパーが出店するのではないかと思われます。2階は改札コンコースとなりますが、現在の低い天井の解消や天井パネルや柱を含めた改修による美装化は実施されるでしょうか。JRと阪急間に存在する段差の解消も今回の建て替え計画に盛り込まれています。トイレを含め改札内の改修も同時に進めて欲しいですね。また2階には将来的に北野坂方面へのアクセスを可能にすることを視野に入れて外壁に開口部が設けられるよう設計されるようです。歩行者デッキの整備を考えているのでしょうか。

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用途別各フロアの基準階のレイアウトです。オフィスフロアは敷地いっぱいに床を使った形です。オフィス床としては1フロア250坪位でしょうか。3階の南側にオフィスフロアへのエントランスとエレベーターホールが構築され、4-15階の12フロアに延床約11,400平米方メートルのオフィスが供給されます。オフィス階の最高部で高さ60mに達します。

60mより高い位置に配されるホテル階はセットバックしているので1フロア辺りの床面積は縮小されます。東西方向55m幅x南北方向奥行12.5mにシングル11室、ツイン4室、合計15室が基準となり、17-28階の12フロアに計209室が用意されます。既出の通り、阪急の宿泊特化型ホテルブランドのREMM(レム)となる予定です。尚、17階はホテルロビーとなります。

最上階の29階の大部分は展望ロビーとなりL字型のフロアからは東西南北の眺望を楽しむことが出来そうです。個人的にもJRの駅ビルや周囲の再開発の定点観測を行う重要な場所になりそうです。展望レストランは昼夜問わず、人気スポットになるかもしれません。

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こちらのフロアレイアウトは前述とほぼ同じですが、17階の詳細が見て取れます。ホテルロビーの他、朝食のとれる宿泊客専用のレストランが開業しそうですね。

広場から眺める1階のエントランス周りの様子もパースで描かれています。現在よりも開口が大きく人の回遊性が良さそうです。大きな庇を設ける事でビル内と駅前広場の一体化が図られています。広場の整備方針は現状復帰でしたが、オープンスペースを大きくとる為には、やはり凸凹山は廃止するべきかと思います。

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この超高層ビル計画を推進するにあたって、神戸市の景観条例のハードルをクリアする必要がありました。神戸市内では高さ60mを越える高層建築物の東西方向の幅には最大40mの制約が課されています。今回の再開発ビルをこの制約適用対象から外す為、景観審議会で協議が行われました。

今回の立面図や平面図は実は神戸市の景観審議会のページに掲載されていた資料から抜粋しています(RIKUさん情報提供ありがとうございました)。規定通りにホテルフロアを40m幅にすると同程度の容積ボリュームの維持には高さを140mにする必要があり、阪急側からは幅40m・高さ140m案と採用となった幅55m・高さ120m案が提示されていました。

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140mという高さは欲しかった規模ですが、デザイン面では採用案と比較すると、幅40m・高さ140m案は野暮ったい印象です。展望ロビーも無く、1階のオープンスペースも狭い、オフィス階は北面が外壁とデメリットが多い案となっており、幅55m・高さ120m案を通す為の当て馬的に作成された感は否めません。しかしそもそもこの40m幅制限が無ければこのような煩わしい提案劇は不要だったはずです。

この東西幅40mの制約はJRのターミナルビル建て替えにも影響を与える可能性があり、新駅ビルの公共性やデザイン面での貢献を高める事で適用を免れることができるよう図る必要がありそうです。

最終的には現在の東館の敷地のみの活用でのビル建て替えとなりますが、あまりにも制限・制約が多過ぎる神戸市の条例を踏まえた上での今回の新神戸阪急ビル東館のデザインは非常によくまとめられているのではないかと思いました。神戸三宮の新しいランドマークの完成がますます楽しみになってきました。

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category: 阪急三宮ビル

2016/08/24 Wed. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 4

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神戸ポートタワーから眺める各プロジェクト 

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今回は神戸ポートタワーから眺めた周辺エリアの各プロジェクトのおさらいをしたいと思います。夏休み中のumieやアンパンマンミュージアムの集客は相変わらず好調でモール内も道路も混雑しています。唯一の懸念は中央卸市場跡にイオンモール神戸南が開業した後も現在の好調を維持できるかどうかです。イオンモール神戸南がコスト削減によって当初の計画からグレードダウンしたので、モールとしての魅力は多少なりとも薄れた感がありますが、出店テナントの重複によって客足が分散する可能性は拭えません。イズミヤ跡がどう活用されるかが大きな鍵を握ります。

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ハーバーランドの最前線に立ち聳える「ザ・パークハウス神戸ハーバーランドタワー」。完売したプレステージレジデンス。一時は中層階の1戸がAirbnbに掲載されていました。この部屋は外国人が投資目的で購入したものと思われます。民泊はこんなところにもまで波紋を広げているのですね。住民からすると迷惑な話ですが。三菱地所はこのタワーの成功を再び相生町で再現しようとしています。

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続いて北側に目を移します。こちらでは栄町通を中心として中小規模のプロジェクトが数多く進行しています。

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手前のタワークレーンがある工事現場はザ・レジデンス元町海岸通。商船三井興産ビル跡地に都市環境開発社が地上15階建て 総戸数131戸の分譲マンションを建設中です。そのすぐ後方には兵庫県信用組合が本部ビルの増築工事を行っています。付近には栄町通プロジェクトとして金融機関のオフィスビルも建設中です。

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みなと元町駅の西出口で建設中のみなと元町計画。旧第一銀行の外壁の裏側の用地に地上14階建ての複合ビルを計画。完成予想パースでは、がっかり感の強い建物でしたが、透明ガラス手摺を採用しており、完成型は思ったより良いかも?の可能性を秘めています。

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次に西方向です。近年の神戸では最も発展著しいエリアとなっています。次々にタワーマンションが姿を現しています。

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昨日、状況報告をしたパークホームズ神戸ザレジデンス。地上20階建ての3棟をコの字型に配置した三井不動産レジデンシャル初の神戸での大規模プロジェクトです。外観はもうまもなく完成予定です。

その背後には三菱地所レジデンシャルがファミリオ本社跡で計画している相生町計画がスタートしています。地上33階 高さ120mの超高層マンションが聳える予定です。この地区のタワーは増えましたが100mを越える真の超高層プロジェクトは皆無だったので、この建物によるインパクトは大きいと思われます。

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最後は三宮方向です。今春、ようやく再開発がスタートした神戸阪急ビル東館の建て替え計画はこの方向です。地上29階 高さ120mの複合商業ビルとなります。センタープラザ東館の後方にホテルフロアの上層部と展望ロビーとなる最上階が頭を突き出すことでしょう。JRの三宮ターミナルビルがよく見えますので、JRの新駅ビルは他の建物に遮られずに望むことが出来そうです。

以上、ポートタワーから眺める進行中プロジェクトのおさらいでした(メリケンパークの改修は先日ご紹介しているので割愛します)。

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category: ビルからの眺望

2016/08/23 Tue. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 3

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パークホームズ神戸ザレジデンス 栄町通7丁目計画 



神戸貯金事務センター跡で建設中の三井不動産レジデンシャルによる大型分譲マンションプロジェクト 「パークホームズ神戸ザレジデンス(地上20階 高さ59.9m 総戸数357戸)」。竣工に向けて順調に工事が進んでおり、躯体を覆っていた大部分の養生ネットが取り払われて外観が確認できるようになりました。



外壁タイルの質感です。上質感があります。



重厚感のある低層部の一部も確認できるようになりました。



外壁のアップです。まだ低層部のメインとなる東面やコーナー部はベールに包まれたままです。



交差点から見上げるパークホームズ神戸ザ・レジデンス。大きな存在感を示しています。数年後にはこの交差点は三方を20階以上の建物が囲む谷間に変貌します。

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2016/08/22 Mon. 08:03 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 1

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雲井通6丁目のホテル計画が始動 

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8月15日付けの建設ニュースを見て驚きました。雲井通6丁目のコインパーキングとなっている角地には以前よりビジネスホテルの建設計画がありました。しかしその後、着工されずに2年の月日が経過。神戸市はこの場所を含み、敷地を集約一体化してバスターミナルの新設を計画していたので、その絡みでホテル計画は一旦白紙に戻ったのではないかと推測していました。

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しかしいつの間にかパーキングが閉鎖されて仮囲いの設置が開始されているではないですか。建設ニュースによるとホテルを計画するのは有限会社アサヒ。以前のホテル計画が復活したと言って間違いないでしょう。

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以前の計画をそのまま継続するとなった場合、敷地面積496.44平方メートルに地上13階 地下1階 延床面積4,048.08平方メートルの建物が建設されることになります。設計・施工はエルディコーポレーションということで、以前の計画と変わりはありません。

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現在は仮囲いの設置を始めたばかりですが、すでに駐車場のアスファルトは剥がされて更地となっています。

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このホテル計画がまさかの着工に至るとは想定外でした。事業主であるアサヒは以前、近隣地区で朝日シネマを運営していた会社だと思われます。映画館の閉館後、跡地にビジネスホテルを建設して東横イン三ノ宮IIとなりました。

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この角地に同様の規模のビジネスホテルを建設するこの計画が始動したということは、市のバスターミナル構想が地権者にはどう捉えられているのかを間接に物語っている気がします。そもそも東横イン三ノ宮IIがある街区は市が中央区役所、勤労会館、さんぱるを取り壊して敷地を集約した上でバスターミナルを整備する計画です。

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今回、新ホテルが着工する敷地のある街区は老朽化しているコスモビルやダイエーの入るサンシティがありますが、ここも一体化させる方向に構想規模が拡大していました。今回のホテル着工はこの構想に大きな一石を投じ、波紋を広げる可能性が出てきました。

category: 雲井通6丁目計画

2016/08/19 Fri. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 10

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