こべるん ~変化していく神戸~

再開発や超高層ビルの誕生によって変化していく神戸の街並みを追っています。

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KCMI神戸医療イノベーションセンターが竣工 

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ポートライナー「京コンピューター前駅」の駅前で建設の進められていた「KCMI神戸医療イノベーションセンター」が竣工しました。進出企業が増加し、賃貸ラボスペースの不足から新たな床が必要とされており、この建物が計画されました。当初はこのビルの建設と運用を民間企業に託す予定でしたが、残念ながら公募に名乗りを上げた企業はいませんでした。結果的に市の外郭団体であるOMこうべが受け皿となりました。

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ビル敷地内に設置された「KCMI」の名称掲示板。KCMIはKobe Center for Medical Innovaitonの頭文字です。

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安井建築設計が手掛けたが外観デザインはさすがといった感じです。様々な形状のパーツを巧みに組み込んで1つの建物を構成しています。

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1階エントランス周りの様子です。

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歩道と敷地の境界です。

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駐車場と歩道の間に植栽が行われました。

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ファサードの造形も非常に凝った造りになっています。

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イノベーションと先進性を感じさせる2階のメインエントランス。京コンピュータ前駅とデッキで接続しています。

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建物内には次期スーパーコンピューターの開発を行う研究スペースも設けられています。

神戸医療産業都市を巡っては今週も世界初の快挙を成し遂げたニュースが報じられました。他人のiPS細胞で作られた網膜の移植手術に成功したそうです。こうした具体的な成果が次々と生まれる最先端医療都市としての神戸が認知されれば、日本のみならず世界中から医療関連産業の進出が期待できます。現在のポーアイ二期地区のみならず、再開発の進む三宮地区でも企業誘致に弾みがつき、先日のバスターミナルビル案のような大型再開発にも追い風が吹くでしょう。この新しいビルからもそうした研究成果とビジネスが生まれる事を願います。

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2017/03/31 Fri. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画 


ファミリア本社跡地で計画されている三菱地所レジデンスのタワーマンション。既存建物の解体が進められていましたが、新築建物の着工は今春を予定しています。


本社屋、ファミリアホール共にすっかり姿を消した現場。瓦礫の山と化した敷地内です。


更地化されてみると、かなり広い敷地である事が分かります。基礎等の地中障害物の撤去まで終わった状態でしょうか。着工予定は4月1日です。杭打工事が予定通り始まる事を期待したいです。


気になるのは仮囲いに掲示されている建築計画のお知らせです。お知らせにはよく目を光らせておかないとならないのは、いつの間にか一部の情報が修正されている事があるのです。今回のお知らせも一部の修正が入りました。修正項目は高さが121.15mから116.95mへ、延床面積が41,000平方メートルから39,582平方メートルへ縮小されています。高さの変更は3m程低くなりました。見た目の影響はさほどではないはずですが、数値上のインパクトは大きいです。また面積も1,500平米程、小さくなりました。デザインへの影響はどうでしょうか。

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価格の高騰と高止まりを受けて首都圏では分譲マンションの販売に急速なブレーキが掛かっています。首都圏程の高騰化には達していない関西圏では未だに大阪でタワーマンションの建設ラッシュに沸いています。現在、神戸で計画中のタワーマンションはこの物件のみに限られており、希少性や注目度は高いはずです。神戸の都心ではタワーマンションの建設に歯止めが掛かってしまっていますので、規模縮小は控えて欲しいですね。またこのタワーは中突堤からの景観において、立地上、結構、重要なポイントにあります。夜間の塔屋のライトアップを実施して欲しいと思います。

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2017/03/30 Thu. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 1

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三宮駅周辺の中・長距離バス乗降場の集約にかかる基本計画アドバイザー募集の結果公表 

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神戸市が雲井通5-6丁目で計画しているバスターミナルを併設した再開発ビルプロジェクトに関し、昨年より基本計画策定未に向けて民間アドバイザーを公募していました。3月11日には応募者による提案会を実施。2案が提示され、双方ともツインタワー案だった事まで把握していましたが、その詳細までは定かではありませんでした。市からの発表を期待しつつも現段階での公表はないだろうと諦めていました。しかし良い意味でその期待が裏切られました!

http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/03/20170328162001.html
神戸市発表資料

2つの案は各々、蒼々たる企業連合によって作成、提案されました。今回の参加企業によってこの再開発プロジェクトの注目度の高さを表した形です。

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より高得点の332点をマークしたのは三菱地所が中心となって三菱倉庫、神鋼不動産、大林組の4社グループから提出された計画案。

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こちらの案は再開発ビル1階部分に東西方向のバスターミナルを配置して、既存のミント神戸内のターミナルと連動。最終的にL字型に連結された高さ60mの低層部には商業と公益施設を配置。屋上は緑化して巨大な庭園とし、高層棟はI期街区にオフィスとホテル、II期街区には中長期滞在利用を目的としたサービスアパートメントというツインタワー構成。

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バスターミナルはミント神戸の既存ターミナルを降車専用、新設ターミナルを乗車専用と目的別に分けてターミナル全体を再構築し、シームレスな通行体系を実現。新ターミナルは東西と南に出入口を設けて交通渋滞の緩和を図っています。また2期に渡る整備計画に対応する為、I期地区の整備からII期への完成型へと段階開発をしっかりと考慮しています。

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またJR三ノ宮駅の新改札口の開設やまち=えきの基本コンセプト等、周辺地区の開発構想もしっかりと取り込み、シンボリックでダイナミックな駅前空間の構築を想定。駅の西側に偏りがちな風格ある空間創出を東側にも確保。

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駅前空間に神戸の中枢機能を担えるような複合機能を持たせ、まるで神戸版グランフロントのようなてんこ盛りの計画となっています。景観条例への配慮から建物の最高高さは165mに制限し、高層棟の東西幅も40mとしている点も高評価に繋がったと思われます。

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次点案は森ビル都市企画が代表となり、アールアイエー、竹中工務店、関電、野村、東急の各不動産会社、アベストコーポレーション、そして神戸ポートピアホテルが名を連ねる企業連合が提出。こちらもバスターミナル機能を1階に配し、低層部に文化・芸術施設や生活利便性の向上をメインとした商業施設、二つの高層棟にはI期棟にホテルや居住施設、II期棟にオフィス、ホテル、居住施設といった構成としています。

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バスターミナル機能としては、乗降場を中央に設けたアイランド型で、市が公開したイメージパースのように2階に待合を設けて歩車分離を図った形です。

個人的にも今回の提案は三菱地所グループの圧勝だと思います。造り込みと研究度合いの高さ、具体性、資料の完成度が際立ちます。対して森ビル都市企画グループがまとめた案は正直、あの森ビルのグループ会社が絡んだ割には造り込みが浅く、ぼんやりとしたイメージです。神戸の再開発に森ビルが興味を示している事は率直に喜ばしいのですが、この場所に居住施設や生活利便施設の導入を押している点は、三宮の都心としての活力アップをどこまで考慮しているのだろうかと考えてしまいます。旭通4丁目開発のグレードアップ版にバスターミナル機能が付属しているだけでは、この地区限定の活性化に繋がっても神戸全体の底上げにはなりません。勿論、オフィス床の大量供給は消化が難しい事は大阪でさえもグランフロントや阪急オフィスタワーの開業時には苦戦を強いられた事から明白です。事業の採算性の検討も必要でしょう。しかし一等地であればグランフロント同様に時間を掛けてでも床を消費し、最終的には神戸の拠点性アップに繋がるはずです。特に今回のようなプロポーザルであれば、夢を見させてほしいです(更により1等地であるJR駅ビルやそごう神戸店の建て替えによって考えられるオフィス床の供給過剰を加味しているのかもしれませんが)。

三菱地所グループ案は見ているだけでもワクワクします。ぜひとも具現化して欲しいですね。今回の提案はあくまでもアドバイザー案であり、このまま採用する訳ではありません。神戸市は今回の基本計画アドバイザーのノウハウを取り入れながら、新バスターミナル整備の基本計画案を、今年度中を目標に取りまとめる予定です。両案の優れた部分を取り込み、年度内に決定して欲しいと思います。

category: 三宮バスターミナル計画

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2017/03/29 Wed. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 13

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新長田合同庁舎のパース公開 

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神戸市と兵庫県が共同で建設する新長田合同庁舎の完成予想パースが建物の運用を担う神戸すまいまちづくり公社から公開されました。

建物は地上8階 延床面積19,080平方メートル 高さ39.9m。今年11月に着工し、2019年6月末に竣工予定です。

設計は日本設計が担当。プロポーザルの段階から庁舎として相応しい外観が求められていましたが、過不足なく庁舎らしい質実剛健なデザインとなりました。

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大通りに面した東側のエントランス周り。

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アスタプラザに面した北側のエントランス周り。

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上層部に日除けと省エネ対策を兼ねた外付けのアルミ縦ルーバーや庇をのある外観は神戸市庁舎4号館・危機管理センターの高層部と類似しています。

8階: 神戸すまいまちづくり公社
6-7階: 兵庫県神戸県民センター(県民交流室、県税事務所)、住宅供給公社 神戸事務所
2-5階: 神戸市行財政局主税部(本庁税部門の一部)、各区市税事務所
1階: 兵庫県神戸生活創造センター

フロア構成は兵庫県と神戸市の機関がミルフィーユのように交互に入居します。

この建物が竣工し、神戸すまいづくり公社がさんぱるから移転すると、いよいよ雲井通の再開発の準備が始まります。

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category: 新長田

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2017/03/28 Tue. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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神戸阪急ビル東館解体工事と神戸阪急ビル増築工事 

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解体工事の進む阪急神戸三宮駅ビルである神戸阪急ビル東館。解体が難工事の為、新ビルの着工は年末まで後退しています。現場では先行して地上部の解体が進んだ既存ビル東側の地中障害物撤去や地下鉄三宮駅構内への連絡路の解体も進められているようです。

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仮囲いの設置されている現場が以前よりすっきりと明るくなりました。

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その理由は建設地前にあった神戸市バスの停留所が100m程南の高架下に移設された事によるものです。

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お陰でこれまでバスを待つ人々と通行人で混雑していた歩道が広々としました。また歩道を覆っていた停留所の屋根も撤去された為、非常に明るく開放感が出るようになりました。今後4年近くも周囲の通行に支障がある状態が続くものと思われましたが、今回の移設によって見事、解消されました。また今回の移設によって、現場がより目立つようになったので、このプロジェクトの注目度は更に高まりそうです。

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すっかり姿を消した旧東館の先行解体部分。重機を使って掘り進められています。瓦礫と化した旧建物の基礎を撤去しています。中央には地下鉄三宮駅の換気設備と思われる構造物が確認できますが、それ以外にも地下への連絡口のような役割を果たしているようにも見えます。

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この様子だと先行解体部における基礎及び地下階や新たに構築し直される地下鉄三宮駅との連絡路の建設を進め、更には地上階の一部構築まで着手してしまうのかもしれません。駅コンコースや新ビル低層部の早期先行開業なんて離れ業も考えられるでしょうか。未だ残る西側部分の解体開始時期が非常に気になります。

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今回、読者の方のオススメでJR駅ビルの三宮ターミナルビルから神戸阪急ビルの工事の様子を撮影しました。気になっていた仮囲い内部の様子がバッチリ確認できました。なぜもっと早くこの最高のロケーションに気づかなかったのでしょう。暫くは定点観測ができそうです。しかしながらそれも来年3月まで。今月、三宮ターミナルビルの閉館が決定しました。これから1年で既存ビル解体工事と新ビルの建設工事がどこまで進むでしょうか。
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category: 阪急三宮ビル

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2017/03/27 Mon. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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近畿大阪銀行神戸支店新築工事 

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みなと元町駅東出口に近接した敷地で建設の進められていた近畿大阪銀行神戸支店ビルの新築工事。遂にベールを脱ぎ捨て外観が顕になりました。

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ファサードはアルミカーテンウォールを基材とし、フレームは黒で統一。ガラスをブラウンのフレームで囲むデザインはシンプルながらもデザイン性が高く、色調もシックでなかなかお洒落な銀行支店ビルとなりました。

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栄町通に面する南側と元町商店街側の北側はデザインを異としているのもこの建物の特徴です。

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今春、JR神戸駅西側にある現在の支店からこの真新しい支店ビルに移転オープンする予定ですが、気になるのは急浮上した関西アーバン銀行との統合です。アーバン銀神戸支店は三ノ宮駅前にある三宮ビル南館という一等地に立地しています。また本店のあるみなと銀行との連携も視野にある中、この新築支店が継続営業していくのかどうか。
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category: 近畿大阪銀行神戸支店

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2017/03/26 Sun. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 0

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りそな神戸ビルの解体工事が始まる (仮称)神戸元町解体計画 

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りそな銀行神戸支店がJR三ノ宮駅前の三宮ビル北館に移転し、それまで支店が営業していた栄町通にあったりそな神戸ビルは共立メンテナンスに土地と共に譲渡されました。南京町の南側入口角地に面したこのビルは観光拠点としても最高の立地にあります。老朽化したオフィスビルをこの場所に所有していてもあまりメリットはありません。譲渡からすでに1年以上が経過していましたが、ようやく建物の解体撤去工事が始まりました。

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解体工事を請け負ったのは戸田建設。(仮称)神戸元町解体計画と工事名が名付けられました。既存ビル解体工事に工事名称を付与することは珍しいです。労災保険関係成立票から確認できる工事期間は今年9月末までのようです。

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隣接するコインパーキングも閉鎖されました。

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近隣工事の期間中は閉鎖するとあります。閉鎖期間は7月末までとしています。解体工事の期間中のみ閉鎖されるようです。8月からは営業を再開するということでしょうか。しかしこのパーキングでは地質ボーリング調査実施の目撃情報もあります。私の予想としては、りそな神戸ビルの解体完了後、パーキングは営業を再開、りそなビル跡地では温泉の掘削工事が始まるのではないかと思います。温泉が湧いた暁には、敷地が一体化されてホテルが着工されるのではないかと踏んでいます。

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共立メンテナンスが取得したという事は必然的にこの地に同社が運営するホテル「ドーミーイン」を開業することはほぼ間違いないでしょう。先日ご紹介した金沢を訪問した際、初めてドーミーインを利用しましたが、なかなか快適でした。英語表記すると「Dormy Inn」です。Dormitory(寮・下宿)が由来となっていますが、同社の社業が寮・下宿の運営に端を発していることから、この名称が与えられています。しかしその名前のイメージが邪魔して、これまで数多いホテルチェーンの中から敢えてドーミーインを選択する気になれませんでした。

調べてみると、ドーミーインは天然温泉の大浴場を「売り」としており、全国の多くのドーミーインが天然温泉を冠としたホテルになっています。昨今、大浴場を備えたビジネスホテルは多いですが、天然温泉を掘る程のこだわりを持っているホテルは多くはありません。これをきっかけとしていざ宿泊してみると、トイレはユニットではない上、朝食のバイキングも種類が多く、出来立てオムレツも提供しています。温浴施設も広く快適でした。最近はホテルのカテゴリーも単にビジネスとシティホテルという二種類で括るのが難しくなってきました。ドーミーインやまだ神戸未進出のリッチモンドホテル、トアロードで建設中のカンデオホテルズ等、これまでのビジネスホテルの常識を覆し、上質な部屋やサービスをシティホテル以下の価格で提供するプチプラ的なホテルチェーンが増えています。

ドーミーインは兵庫県内ではすでに姫路に進出済です。さて、神戸の開業時期はいつになるでしょうか。元町でも温泉が湧くでしょうか。


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category: りそな銀行ビル跡地

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2017/03/25 Sat. 06:00 [edit]   トラックバック: 0 | コメント: 2

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